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燃えろいい女。世良公則。


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by charvy | 2010-04-27 00:22 | PV

宿無し。世良公則。



調子に乗ってもう一曲!!!
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by charvy | 2010-04-26 23:58 | PV

銃爪。アコギバージョン。



「男てえのは何十年経ってもセリフだけァ、ぶれずに決めてなきゃならねえ」
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by charvy | 2010-04-26 09:37 | PV

銃爪。1978

俺は強い味方を忘れていた。 世良公則&ツイスト。 「銃爪
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by charvy | 2010-04-26 01:37 | PV

気ままな日曜日。

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今日はまだ仕事が残っていたのだが後回しにして、この心地いい時間を楽しむことを優先させた。
正解だった。行く先、行く先、すべての空間が優しく迎入れてくれていた。
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by charvy | 2010-04-25 11:07 | ファミリー

EF24mmF1.4 Ⅱの開放

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久々、単焦点レンズを購入した。開放のF1.4では十分な解像度とシャープさを保ちながら、なんとも言えないしなやかで柔らかさがあり、とってもやさしい写り方をする。

僕はこの描写を想像するだけで、これから出会う光と空気に胸いっぱい慈しみを感じることになるだろう。
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by charvy | 2010-04-25 11:04 | EF Lens

ストーリー「気高い君が欲しい」 ⑥ 美咲の素行

最近の美咲は前にも増して仕事に夢中だ。

先日のアメリカでのプレゼンテーションも大成功に終わり、最終日の全体会議ではスタンディングオベーションが起きたほどだ。

美咲は今朝も48階のオフィスには誰よりも早く出社をしテキパキと仕事を進める。

いつも使っているデスクはハーマンミラー社イソスペースのシステムデスクで無駄がない。

資料やファイル、思案構想図、一昨年のどのクライアントとのやり取りも即座に取り出すことが出来る。

座る椅子は同じくハーマンミラー社のイームズ・ソフトパッドグループ・エグゼクティブチェアだ。

ピカピカに光ったアルミニウムフレームに5㎝厚のレザークッションが施してあり、一見、ゆっくりくつろいで座れそうだが、実は正しい姿勢で座り正確に仕事をこなせるようにすごく真面目なポジションになっている。

デザインはチャールズ&レイ・イームズで30年間変わることのない永久的なデザインをしている。

文具にもこだわりがあり、イギリス製の高級なノートにオバマ大統領も使っているというクロスの万年筆。

美咲の細く長い綺麗な指先がこの万年筆を握るとすでに広告で使えそうなビジュアルだ。

そして万年筆で書く文字も繊細だ。

まるで炭筆で書いたかのように濃淡とグラデーションがあり、しかも誰でも読みやすくかつグラマスで伸びやかに描かれている。

美咲を知らなくても、この直筆の文字を見ただけで美咲の容姿がかなり正確に想像出来るはずだ。

仕事中のデスクの上は資料などで混雑しているが、退社する前にはきちんと整頓されていて誰よりも机の上には物が乗っていない。

また美咲は周りの同僚へのさりげない気配りも怠らない。

自分の仕事以外に同僚みんなのプロジェクトにも積極的に参加している。

同僚のみんなもそんな美咲の活躍に心から賛同していた。

美咲は週に二日ほどオフィスビルの近くのスキンジムというスポーツクラブで加圧トレーニングをしている。

もちろん運動不足を解消も出来るが女性としてのプロポーションづくりにも気を配っている。

今は季節が冬であるが春になると美咲の引き締まった二の腕やふくらはぎがみられるはずだ。


美咲は仕事場では全くと言っていいほどプライベートな面を決して出さない。

いつ何時でもクールにシャープな顔つきで仕事を進める。

このヒルズタワーには他にも沢山の一流企業がオフィスを構えている。

美咲がビル内を歩くと男性達の目はみんな彼女に釘付けになる。そしてため息をはく。

そんな女性として大変魅力があるのだが、オフィスでの立ち振る舞いは常に毅然として油断がない。

そんな美咲にモーションをかけられる男はほんの一握りのはずだ。

彼女が「気高い」と感じられるのはそういうところからだろう。


そんな美咲だが、心の中は本人以外誰にもわからない。

だから筆者である私が美咲の心のほんの一部をこれから書いていこう。


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今日は日が暮れて太陽が沈む寸前にマンションに戻った。

明治屋ストアーで買ったひとり分のディナーの食材をキッチンの脇のワゴンに乗せ、電気のスイッチを入れるとお気に入りの椅子がハロゲンライトに照らされた。

お腹も軽くすいていてひとり暮らしのとっておきの時間だ。

夕まずめの心地いい時。

を過ごすはずだったが美咲はあの拓也に逢ってからというもの、心の中は穏やかではない。

拓郎と、うり二つの男性。

オフィスで仕事中の強気でやさしい話し方、箱根のホテルでのパーティでの横顔、自由が丘でのディナーの時、自分を見つめる拓也の表情。

どれをとっても拓郎にしか見えない。

あれから8年の時が流れ、大人になった拓郎そのものだったのだ。

美咲の中で想像もつかない思いが膨らんでいる。

いつもはこのひとりの時間を有意義にすごすのだが、今日はひとりになりたくなかった。

美咲の胸にぎゅっと絞り上げるかのようなこの感覚。

その感覚を認めるたびに、鼓動する心臓の音。


美咲はとりあえずピノノワールのワインをグラスに注ぎ口に含むことなくテーブルに置いて服を脱いだ。

美咲のしなやかな身体が夕まずめのブルーなガラスに映り込んでいる。

自分の姿をそのガラスで確認しながら暮れてゆく街景色に視線を移した。

それからバスルームへ行きシャワーを浴びた。

美咲はシャンプーや石けんを決して使わない。

石けんを使うと体の油分を奪うためカサカサになる。そしてそれを補おうと体内から余計に油が出てしまい今度はべとべとになる。

いわいるホメオスタシスが働くわけだ。

美咲は自然素材のタオルで皮膚の表面をやさしく摩擦し流した。


シャワーを終えバスローブに着替えた美咲はほどよく空気に触れたワインを一口、口に含んだ。

ピノノワールのやさしい香水みたいな香りが美咲の鼻の奥を通りすぎる。

それからキッチンでこのワインに合う料理を創作し始めた。

今回はパルマ産の生ハムをリンゴに巻き、オリーブオイルをかけ岩塩をまぶし、ブラックペッパーの粉を横に添えた。

メインはクスクスのパスタだ。

昨日、料理した鶏ガラスープに完熟トマトを混ぜ、なすびがとろけるまで煮込み、セロリと香草を付け加えた。

料理が全部仕上がりテーブルへ運ぼうとしたとき、携帯が鳴った。

「はい、もしもし、橘です。」

「福山です。今、よかったかな?」

直希からだった。

「はい」

「この前のシリコンバレーは最高だった。たった今、クライアントから電話があり取引が成立したよ!」

「え〜嬉しい。あ〜よかった」

「美咲君。君のおかげだよ」

「いいぇ〜」

「真っ先に君に報告がしたくて」

「ありがとうございます」

「今、今日これからどうしてる?」

「えっ」

「この成功に今から祝杯を挙げないか?」

しばらく美咲は間をおき

「たった今、ひとり分の夕食を作ったとこなんです」

軽く断ったつもりだった。

そしたら直希はすかさず

「今からそっちに行っていいか?」

「……」

「君のマンションに」

美咲は少し考えて

「どうぞ、いらしてください」

「よっしゃ!」

思わず直希は発声し電話を切った。

美咲が異性をマンションに招き入れるのは初めてだ。

社長である福山のことを心の底から信頼している。

それはお互い仕事のパートナーとして築き上げられた信頼関係だ。

福山の気持ちは分かっているが美咲が受け入れない限り、マンションの部屋で二人っきりになっても無理矢理なことは決してないと信じている。

美咲は再びバスローブから服に着替え直した。


45分後、チャイムが鳴った。

インターホンの小さい画面に直希の嬉しそうな顔が映っている。

「どうぞ〜」

一階の自動ドアが開いた。

エレベーターに乗り込む直希。

彼にとっては最高の瞬間だ。

その数秒後、ドアをノックする音。

「いらっしゃい」

美咲が直希の顔を見て微笑んだ。

「お邪魔します!」

直希の顔は幸せそのものだ。

直希の右手には青山のロアラブッシュに無理矢理頼んだフレンチの惣菜を抱え、左手にはモエ・シャンドンのロゼが握られていた。

美咲の部屋は今まで想像もしたことのないようないい匂いが漂っている。

純白のムートンスリッパに足を入れ部屋の中へと入った。

「ここが美咲の住まいか〜、素敵だ」

「そちらにどうぞ」

「さっそく乾杯だ!」

直希がシャンパンの針金をゆるめ美咲は細長いグラスを2脚用意した。

「今回のプレゼンの成功に乾杯!」

「乾杯!」

美咲も本当に喜んでいる。

料理をお皿にほどよく並べ二人は心地いい夕食をとった。

完全に酔った二人は十分に仕事の事や人生感を話し合った。

時計の針はもうすぐ11時にさしかかっていた。

「ところで美咲、今、付き合っている人はいるのか?」

ダイレクトに直希は酔った勢いで訊ねた。

誰もいないという答えを確信しながら。

すると美咲が

「付き合っている人はいませんが、好きな人がいます」

と答えた。

直希は飲んでいたサンペレグリノの炭酸が鼻へ逆流した。

「え」

直希は男として今夜、決めてやるという思いが崩れ落ちる瞬間だった。

その相手は自分ではないことぐらいはすぐに分かる。

急速な勢いで直希のテンションは下がったのだが、目の前にいる美咲に悟られないように嘘っぽい笑顔で

「そうか〜どうりで仕事もリズムが今までにも増していいと思ったよ」

と返した。

美咲は直希に思わず本心を言ってしまったことに少し後悔しながら、しかし仕事のパートナーとして伝えておきたいという気持ちが自然に言葉を出したのだ。

直希は持ち前のポジティブな精神で気持ちを切り替え、約1分間のめまいから立ち直った。

腕時計をみながら

「もそろそろ引き上げるか」

といい席を立った。

下りのエレベーターの中で直希はそのまま地球の裏側まで落ちるのではないかと思いながら1階のランプが点灯するのを見つめていた。

そしてその相手は誰だ?いくら考えてもその人間は頭に浮かばなかった。


一人になった美咲はさっきまでぎゅっと締め上げていた胸の痛みが少し楽になったことに気づいた。

もちろん、その痛みは直希が代わりに受け継ぎ持って行ったのだ。


拓也は親友である美紀の彼氏だ。

その人のことに思いを寄せるだけで美紀にわるいと思ったが、心の中だけなら許されやしないかと美咲にとっては珍しくいい加減なところに心を落ち着けた。
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by charvy | 2010-04-22 23:14 | 小説

ストーリー「気高い君が欲しい」 ⑤ もうひとり

「ねぇ、キスして」

バスローブに身を包み細身でロングヘアー、日本人離れした女は、夕暮れの高層ホテルの窓際に佇む 福山直希の傍らでささやいた。

福山直希とは歳は36歳にして、六本木のヒルズ森タワーにある、美咲の勤めるコンピューター会社の社長だ。

身長は180センチに少し届かないくらいで、色白でショートヘアー、仕立てのいいイタリア製の黒いスーツを着ている。

左腕にはフランクミュラーの腕時計を付け、首筋にはシャネルのエゴイスト・オーデトワレの香りがかすかに香っていいる。

車は複数所有していて今日はホテルの地下駐車場にイタリア製の2シータースポーツカー、水色のカリフォルニアを止めている。

今日は蒼々に仕事を片付け、午後5時のまだ明るい時間から青山にあるロアラブッシュというフレンチで早めのディナーを食べ、都庁横のパークハイアット東京の53階パークスイートという部屋にいた。

彼の好みは高いところ。仕事はもちろんプライベートでも妥協がなく常に高みを目指していて、普通では想像も出来ないスケジュールで「事」を動かしている。

今日のいきなりのデートもそうだ。

朝8時30分からセクションごとの社内会議が4本続き、昼食もとらず午後2時からずっと社長自ら商談し、取引先との折衝が折り合わず午後3時半には退席、

また次の取引に対してイメージを膨らませながらそれと同時に彼女と連絡をとり、彼なりに男の心の安らぎと落ち着き、そしてパワーを充電しようとしていたのだ。

明日は朝から成田。アメリカのシリコンバレーに飛ぶ予定だ。



「さっきから黙って、」

その女はいつものごとく、会っていても仕事のことから頭が離れない直希にいつものように話しかけていた。

どう見ても純粋な日本人の女性には見えない、とてもエレガントな白人っぽい雰囲気をもっている。

「ねぇ」

直希はいきなりその女を少し荒々しく抱き寄せベッドに押し倒しバスローブをはがした。

そしてしばらくしてシャワーを浴び、ルームサービスでブーブクリコを頼んだ。

バルコニーでたばこに火を付け、テーブルの上の桃の実を舌の上に乗せしばらく香りを楽しんでいた。

しかし今日の直希はちょっと違っていた。

実は直希は先ほどのクライアントとの取引や仕事のことで考えていた訳はなく、ある女性の事を想っていたのだ。

その女性とは部下である、橘 美咲 。

3年前、入社以来めきめき力を発揮してきた美咲に心身共に惹かれていたのである。

直希が美咲にモーションをかけ始めたのは1年くらい前からだ。

色んな常識や哲学、想像力と表現、どれをとっても男としての考えはほかの男を圧倒していた。

美咲もほぼ互角に物事を考える事の出来る女性だ。

もちろん相当な美人だし、気高く品がよく、気配りがきいて頭脳明晰。周りへのさりげない気遣いなど、直希が好きになる理由はいくらでもあった。

そんじゅうそこらの男性が恋いをするのとは訳が違う根拠のある想いだった。

人生のレールが同期していると感じたのだ。

そして明日からのアメリカ出張は社長の独断で美咲を同行させていた。



成田の南ウイング。この日は風が強く自動ドアが開き閉めするたびにスポット的にロビーの空気が揺れていた。

リズミカルな発信音の後に続くエアポートの案内放送。

直希は手荷物を預けたらさっさと秘書を帰らせた。

すぐ隣にいる美咲は仕事に夢中で余念がない。

空港ロビーでも出張先でプレゼンする内容や英語に言葉を置き換えた時の伝わり方などを繰り返し声に出し発声したり

辞書を繰ってもっとふさわしい言葉をさがしている。

そんな美咲の横顔に直希はたまらなく愛おしくなるのだ。


二人は機内は相変わらずケミカルな匂いが漂い、人間の文明最大の発明、鉄のかたまりの飛行機に搭乗した。

飛行機の小さな窓から赤青白にペイントされた翼が見える。今回の飛行機はアメリカンエアラインだ。

機内放送が5カ国語で繰り返し流れてきた。エンジンの音も強さを増している。もうすぐ離陸だ。

直希はファーストクラスのゆったりとしたシートに深く身を沈め、数時間の空の旅に休息の時間を見つけた。

頭のいい直希はシリコンバレーの開発者や研究者にプレゼンする内容は一通りのいつでも発射出来るよう準備しているので移動の時間、頭の中は自由だ。

隣でノートパソコンに向かっている美咲の隣で、直希はいままでの自分が表現してきた美咲への思い。

そしてそれがなぜそれが伝わらない。そんなことばかり考えていた。

直希は本当に美咲に惚れていた。

社長として仕事に励み、人として逞しく過ごす事で全身全霊で美咲に気に入られようとした。

もちろんそのエネルギーが会社にも大きく影響をし、前年比の売り上げは過去最高になった。

長身でイケメン、地位もお金も、精神的にも高水準を保っている直希は今まで好きになった女性は必ずと言っていいほど手に入れてきた。

クランクイン直前の人気女優との噂も週刊誌に掲載されたこともある。

繰り返しになるがそんな直希だが、美咲には未だに伝わらないのだ。

というか想いは伝わってはいるのだが、二人の関係に社長と部下以外の進展の気配が全くと言っていいほどないのだ。





その頃僕は美咲のアメリカ出張もしらず、美咲の会社の広告ビジュアルで使うモデルの表情をテスト撮影していた。

今回のモデルはスチールモデルというより演技派で女優と言ったほうがふさわしい人だった。

オーディションでは美咲の会社の社長が特に指名で気に入っていたし、僕ら制作スタッフの間でも暗黙のなかで決まっていた。

モデルの名前は秋本シエナ。

イタリア人の祖父を持つクォーターだ。歳は27歳。

頭のてっぺんから足の先まで、クォーターらしいニュータイプのオーラが漂っている。

本番さながらで浜辺を歩かせたが、僕らの求めたビジュアルよりもっと深いところで彼女は表現していた。

スタッフも全員、このシエナの存在に感動していた。

まさに彼女は恋いをしている。

もう十分に撮れているので午前中で撮影を切り上げた。

午後はスタッフみんな予定がゆっくりしていてので、千葉の房総からアクアラインを走って横浜の港の見える丘公園近くのフレンチ「オールモンド」で遅いランチを

食べた。

そこで団欒会話に弾んで楽しんでいる時、シエナが話す内容にしばしば美咲の会社の社長が登場していた。

今日、アメリカへ出張したことも知っていた。おかしいなと思いきゃ広告代理店のディレクターが僕の耳元でこう話した。

「あのさー、よく聞け拓也。俺は橘さんが社長の彼女と思っていたが、どうやらシエナが社長の女らしいぞ。取り扱い注意だ。よろしく。」

「はぁ?」

僕はシエナの事は驚きもしなかったが、美咲が社長と?

僕はディレクターを無意識ににらんだ。

「おいおいそんな怖い顔するなよ」

そうか、箱根のパーティー以来会っていないがあの社長、やっぱなかなかやるなー。

センスがある。

しかし話が進行しているうちにシエナが

「直希ったらアメリカへの出張に女性のスタッフを連れて行ったのよ。仕事だから仕方ないけど綺麗な人だからちょっとジェラシーだわ」

その言葉に僕はすぐ、美咲が同行している事を知った。

そして社長が美咲に気持ちがあることもなんとなく分かった。

シエナのジェラシーが僕にも移った瞬間だった。
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by charvy | 2010-04-13 12:49 | 小説

霞町物語。

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なかなか読んでいて心に響く作品に出会った。
初めて浅田次郎の世界に触れた。「霞町物語」だ。
高度経済成長の只中にある東京の写真屋の息子の目線で、短編全8話のうち4話が青春時代の恋愛、あとの4話が幼年から少年の頃の家族へ思い出が描かれている。

特にすばらしいと思ったのが、若者らしいとんがった恋愛の話と、家族への特に祖母と祖父に対しての心の描写がとことん凄い。
僕にも104歳まで生きた祖母がいたが、この物語に登場する気丈で粋な祖母にイメージがかなりだぶった。
物語の展開もすばらしく、そして8話とも主人公「僕」の刹那的な青春の過ごし方と、そこに共通したさりげない人への気遣いがたまらない。

よく小説の感想で表現される甘く切ないそして刹那的とはこの物語のためにあるような言葉だ。

なかなか読む速度の遅い僕でも、この物語は最速で読み終えることが出来た。

そして心に残った台詞が祖父が言った、

「男てえのは別れのセリフだけァ、惚れたとたんから決めてなきゃならねえ」

のだそうだ。(汗笑)
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by charvy | 2010-04-10 14:50 | 本、写真集

舜大、入園式。

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快晴の空の下、舜大の年少組のもう一つ下のクラスの入園式。

紗彩ねえねえのお迎えの挨拶のあと校庭で春爛漫を満喫した。

舜を幼稚園にやるには少し早いかと思ったが、普段エネルギーが迸っていて元気すぎるのと、紗彩ねえねが舜と一緒に通いたいという希望で入園を決めた。

もちろん僕が幼き時通った幼稚園に。

昔の校舎など面影は全く無いが、校庭の真ん中に立つと方位的に当時の感覚が間違いなくここだという確信がもてる。

そして当時の受け持ちの「しもむらせつこ先生」の名はしっかりと覚えている。
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by charvy | 2010-04-08 10:30 | ファミリー