撮影中にいきなりSL。

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日曜日の午後、ある建物の撮影でその周辺を探索していたら、いきなり甲高い汽笛とともに蒸気機関車が僕の目の前に現れた。
どうやらここはSLの格納庫らしく、客車を連結したり出発前の準備をしているところだった。

その昔、僕の家のとんと前をSLが汽笛を鳴らしながら走っていた時代もあった。
空気を吸ったり吐いたりしながら遠くから徐々に迫ってくる、まるで生き物のような臨場感。
そしてそれを勢い付けるような足回りの蒸気と、煙突からの静かに黙々と空に舞い上がるグレーの煙。
その頃の微かな記憶に、目前のリアルな姿がなんとなく重なってゆく。

僕はしばらくぼ〜っとしながら眺めていた。
そしてちょっぴり切なく、その場に背を向け仕事に戻った。
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by charvy | 2012-11-25 14:00 | 日常
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